ココロシホン

ココロの健康は資本です。プチ心理学ライターの独り言です。

本の「読みすぎ」もほどほどに。現実逃避している自分に気がついています。

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最近、本を読むペースが「極端」に上がっています。ほぼ中毒(依存)状態と言えないこともありません。一か月で50冊を優に越えますが、中には専門書もあり、読み進むのが大変な本もありますので、夜の時間はほぼタブレットと首ったけで読書。また、空いている時間(スキマ時間)も気が付くと本を読んでいることが多いです。あまりよくないことですが、夕食後とか、奥さんといる時間でも本を読むことが多く、これは夫婦関係にとって、あまりよくないかもしれませんね。

そんな中、論理療法(REBT)の本を読んでいた時に、なかなか鋭い指摘があり、これは言い訳ができないと思いました。まさに、今の私の様です。

問題を隠すために何かに「のめり込む」

「興味に熱狂的にのめり込むのは、生活に問題があるからとも考えられる。これと決めたことにまっしぐらに突き進むことで、ほかの問題を隠そうとすることがあるからだ。」

「興味を追求したいという気持ちが自分の手に負えなくなり、ひとりよがりになっているかもしれないと感じたら、自分は何かの問題をごまかそうとしているのではないかと自問してみたほうがいい。」(P137)

引用:いつも楽に生きている人の考え方 (ディスカヴァー携書) 新書 – 2011/9/16 ウィンディ・ドライデン (著), 野田 恭子 (翻訳) - ただの読書ログ(ヨシ・ノリハラ)

ドライデン氏が取り上げている例は、ある夫婦の鉄道マニアの夫の例です。子供ができたことをきっかけに、夫は鉄道マニアの趣味に「没頭」するようになります。しかし、その実、その裏側には子供ができて妻の愛情が分散してしまったことへの「嫉妬」が含まれていたのだそうです。その感情に向き合わず、逃げてしまった結果として「のめり込み」が見られたそうです。本当は向き合わなければならないことが「怖い」時、人は逃げてしまうのかもしれません。私の場合は「読書」に逃げることが多いようです。

「不合理な考え方」を探す

人がある行動にかきたてられる時には、その背後に必ず「考え方」があります。試みに、私の現在の状況を論理療法(REBT)お得意のABC理論で考えてみます。

A:出来事
本を読みまくっている(月に50冊~70冊)

B:不合理な考え方
本をたくさん読まなければ質の高いアウトプットはできない

C:感情
ソワソワするような感覚

AとCの間にはB(ビリーフ)という「不合理な考え方」があるものです。自分の考え方を探ってみると「アウトプットをするためには、もっとたくさん本を読まねばならない」という硬直した考え方があることに気づきます。

現在、アウトプット(コンテンツを作ることや発表すること)に多くの時間を使わねばならない仕事をしています。アウトプットするのは時に苦しいものです。自分の中に、そんなに外に出せるものがあるだろうか?と不安になります。そこで「インプットが重要」という信念を選んだようです。そうしている時は、意味あることをしているように感じ、少し楽になります(しかし、後で後悔します。何も進んでないんだから)

こんな本を読んだら影響を受けますよね。佐藤氏は月に90本も締め切りを抱えているそうです。しかし、異常なまでのインプットをしています。明らかにこの人たちは「普通」じゃないですね。
yoshinorihara.hateblo.jp
どうしても極端なものに惹かれてしまうのが、私の傾向です。こんな本によって、不合理な考え方が強化されていきます。現実的に見れば、今のままのスタイルで行けば、アウトプットに費やす時間さえ、ほとんど無くなるくらい読書にとられています。これでは本末転倒です。

「合理的な考え方」を探す

この不合理な考え方を正すためには、下記の本を読めばよいのです。もうわかっているんですから。
yoshinorihara.hateblo.jp
読めば読むほど「実行」はできなくなります。咀嚼し、消化し、自分の内面にあてはめる時間を持たなければ、どれだけの情報を摂取したところで、すべて消化不良になってしまいます。より重要なアウトプットから明らかに「逃げて」いる自分に気が付きます。ここを修正しなければ「本当は」自分の行きたい方から遠ざかっていきます。改めて、自分は弱いなと気づかされます。

時々、手痛いけどビシッとやってもらうことが必要です(私の場合)。論理療法(REBT)はその助けになります。

まとめ

なすべきことが多くなると、私の場合、本が多くなります。発作的に本を注文し読み始めます。ここ一か月で紙の本も20冊近く増えました。どれだけ逃げているかが分かります(笑)。今、記事を書きながら簡易のREBTを試しましたが、一度、逃げずにじっくり自分の「不合理な考え方」に挑み、それを正さないと、これは治らなさそうです。そのたびに、あ~これじゃ、いかんと思うのに。何度も繰り返すんですから。

それにしても、人の考え方というのは簡単に「読むもの」に影響を受けます。ビブリオセラピーも使い方次第で毒にも薬にもなりますね。注意しなきゃな。

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